ブランド事典

バグッタ Bagutta

ブランド

1939年に創業した名門シャツメーカー、CIT(チット)は卓越した技術により、多くの有名ブランドのシャツをOEM生産し、中でも1978年には発足当時のジョルジオ・アルマーニのシャツを手掛け、その名は広く知れ渡りました。

今では年間130万着ものシャツを製造する巨大企業に成長し、うち100万着は前述のジョルジオ・アルマーニをはじめ、エンポリオ・アルマーニ、ラルフ・ローレンのパープルレーベル、バランタイン・カシミアなどのシャツを生産しています。
さらに2008年には注目の新進ブランド、マッシモ・アルバを傘下に加えたことでも大きな話題を呼びました。

ファクトリーブランドとして技術と経験、ノウハウを蓄積する一方、1975年にオリジナルブランド、バグッタ(Bagutta)を発表。
70年以上の歴史に裏付けられたクラシックにさらに現代的な解釈を加え、アップデートしたスタイルが注目を集めています。

なんといってもその強みは、数多くのブランドのシャツ作りを支える中で得た、現代を捉えるフレキシブルな発想とそれを具現化する技術力にあります。
これを最大に活かし、バグッタは毎シーズンのテーマ性をより意識したブランドコレクションへと舵を切りました。
チーフデザイナーにマッシモ・アルバ氏を招き、デザインはそのチームがすべて担当するデザイナーコレクションを打ち出しています。