ファッション用語事典

エスパドリーユとは、甲にキャンバス地を用い、底にジュート麻のローブ・ソールをつけたフランスの民族的履物のウェッジソールサンダルのことをいう。 エスパドリーユは他にエスパドリュー、エスパドリエ、エスパドリルなど様々な呼び名 […]

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エスパドリーユ

クールエフェクトはElmenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)が開発した革新的なファブリックで、生地の表面温度を約10度(※Elmeneglido Zegna実験により算出)下げることを可能にした。 これ […]

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クールエフェクト

クールマックスは1986年にデュポン社が開発した、綿素材よりも5倍の速さで汗を吸収・蒸散し、体の快適な湿度を保持し体温を下げるという高機能素材。 現在ではその子会社であるインビスタ社の登録商標となっている。 もともとはト […]

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クールマックス

アイスコットンはスイスのSpoerry(スポエリー)1866社が紡績会社としての長年の経験を活かして開発した特殊紡績技術によるシャリ感、高接触冷感(Q-max値による)が特長の超長綿素材である。 スイスアルプスをイメージ […]

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アイスコットン

カプリシャツ

カプリシャツは青の洞窟で有名なイタリアのリゾート地であるカプリ島の休日着をイメージしたシャツである。 リゾートファッションとして主に暖かい気候で着用される。 素材として麻(リネン)を用いたものが多く、襟元はスキッパー、ル […]

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カプリシャツ

ツイードの定義は「手紡ぎの紡毛糸を手織りで2/2の綾に織ったスコットランド特産の毛織物」となっており、秋冬には欠かすことのできない紡毛織物の代表的な生地である。

スコットランドはもとより英国羊には英国の土地でしか産出しない種類の羊が数多く生息している。
様々な色の毛が混在して成長するので、これで糸を作るとメランジ調の独特の味わい深い色が出てくる。
これをスコットランドのカントリーに住む農家が糸を梳き、手で一本一本丁寧に紡いで出来るのが本物のスコットランド・ツイードとして認められる。

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ツイード Tweed

混紡 Mixed Yarn

2種以上の異なった繊維素材を混ぜ合わせて紡績されて作られたのが混紡素材である。単一素材では得られない生地の質感を得ることが出来、たおやかで表情豊かな生地となる。それぞれの繊維の長所を生かしがら、短所を補うことも可能。
現在ではエルメネジルドゼニアやドーメル、スキャバルなど著名なミルやマーチャントがユニークな生地を発表している。

代表的な混紡生地としては、ウールシルクとウールモヘアが挙げられる。
ウールシルクはウール本来が持つしなやかな肌触り、生地が持つ強い伸縮性や適度な吸湿性に加え、シルク独特の高級な艶感をミックスした混紡素材である。

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混紡 Mixed Yarn

キルティングジャケットとは、エリザベス女王に仕えていた女官、エリオット女史がキルティング加工を施した生地を使って、女王が乗る馬用のホース・ブランケットを考案したのがそもそもの始まりである。
それまでのホース用ブランケットはジュート(黄麻)で作られており、また撥水性が悪く、保温性にも欠けていた。
彼女は1969年にラベンハム社を立ち上げ、ナイロンを使った馬用のキルティング・ブランケットを発表する。
ジュートに比べ、圧倒的に保温性と耐久性に優れていたので、瞬く間に英国中の乗馬愛好家たちの間に広まっていき、乗馬用具業界での地位を確立した。

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キルティングジャケット Quilted Jacket

マニカカミーチャとは、日本語で雨降り袖という意で、シャツの袖付けのように肩にギャザーを寄せて付ける技法のことを指す。
袖山の膨らみが美しく、体の肩の動きに対する運動量と稼働域が広がる。
イタリアのナポリのサルトが好んで用いる技法の1つである。

マニカカミーチャという名は、キトンやチェザーレ・アットリーニなど、クラシックスタイルをベースにしたナポリ出自のメーカーが日本に紹介され始めた頃に、「クラシコイタリア」という名前とともに一気にその名が広がった。

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マニカ・カミーチャ Manica Camicia

シルク Silk

シルクは、蚕の繭からとった天然の繊維で、独特の光沢を持ち、古来より珍重されてきた天然の繊維である。
蚕の繭から抽出された、極細の糸を数本揃えて繰り糸の状態にしたものを生糸ともいう。
1個の繭から約800~1,200mの糸が取れる。

絹の歴史を紐解くと、その生産は紀元前3000年頃の中国で始まった。

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シルク Silk

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