ブランド事典

セラピアン Serapian

ブランド

Serapian-セラピアン-が大切にする
イタリアメイドへのこだわり
職人の高い技術へのこだわり
家族を愛することへのこだわり
それらが
独創的なアイデアを生み出し
そして
過去も未来も私たちを魅了し続けている。

職人技術にこだわり、誇りを持って積み重ねてきた90年

豊富なカラーと素材から選べるオーダーメイドのバッグでジェット族の女性達の心を掴み、ミラネーゼの上流階級の流行に乗ってブランドは大きく成長した。
全てがイタリアメイドというこだわりと高い品質が国内外でも高く評価されている。
初代のSerapianが目指した、たくさんの需要にただ応えるためだけの大量生産ではなく、職人の高い技術によるモノづくりを重視する姿勢は、メイドインイタリアにこだわり、こうした背景のもと培われていったのである。

創業者であるStefano

セラピアンは1900年初頭にイタリアンレザーのすばらしさに出会い、職人の工房にある廃材を使って小物の制作を始め、オリジナリティ溢れるスタイルで頭角を現していった。
公私ともに支えとなったGinaFloriとの出会いもこのころである。
後にセラピアン本社となる小さい家をミラノに購入し、今に続くブランドの代名詞である高品質かつ上品で独創的なメゾンの確固たる地位を築いていった。

銀幕の名女優が愛し、音楽界の帝王が認めたセラピアン

細部にまでこだわりが行き渡ったアイテムたちは、ミラノの上流階級の女性を中心に支持されてきた。
特に、「おしゃれ泥棒」内でオードリーヘップバーンが着用し、収録後も愛用し続けていたという逸話は有名。
「カサブランカ」のヒロインで有名な往年の名女優イングリッド・バーグマンや「黒蘭の女」のベティ・デイビス、さらに「マイ・ウェイ」でお馴染みのジャズ界の帝王フランク・シナトラが愛用していたことでも広く知られている。

伝統と流行の融合 変わるものと変わらないもの

バレーゼにある生産工場は5000㎡の敷地に100人もの職人を抱えている。
2000年になるとセラピアンらしさに忠実であり続けつつも、現代の流行に職人の技術のすばらしさを融合することに重きを置き、小さな工房から現代的なビジネスへシフトし始める。
全ての生産プロセスで品質コントロールを行い、なめしやカッティングに隠されたこだわりにイタリア職人の熟練技術が見て取れる。
最新鋭のレーザーカット技術とオーダーメイドのような細部にわたる丁寧な手仕事が融合し、オリジナリティや耐久性、品質、こだわりがそろった豊富なカラーと素材が美しい、イタリア製の商品が生まれつづけているのである。

全てに宿るこだわりの歴史

セラピアンのアイテムに欠かせないのが、箔押しのブランドネーム。
引手金具には“OTTONE”=真鍮素材を使用。
適度な肉厚と重みが高級感を醸しだしています。
細部までこだわりのある金具を使いになっている。
内装には、最高級の人工スウェード生地との呼び声高いアルカンターラを使用。
何とも言えない柔らかさと強靭さが魅力的。
ハンドルつけ根のデザインも一度革を角管にくぐらせてとめる、手間のかかる手法を採用。
その分、丈夫な仕上がりかつ見た目も特徴的なアイコンの役割を果たしており、機能性とデザインを融合させている。
セラピアンのイタリア国内のショップはミラノ、ローマ、ヴェネツィアにあり、それぞれ高級感と美しさを兼ね備えた雰囲気になっている。
その他、ロシアや香港、ニューヨーク、ロンドンで展開している。
セラピアンの商品一覧を見る