ブランド事典

カナタ Kanata

ブランド

カナタ(Kanata)は1979年、カナダ・バングーバーにて創業して以来、カウチンセーターの代名詞的ブランドとしての地位を築き上げています。
良質の原毛を手で紡ぎ、極太の毛糸で手編みされるカウチンセーターは、羊毛が持つ天然の色合いによって素朴で温かみがあり、原住民の文化から生み出された独特のデザインが施されています。
編み目がしっかりと詰まったこのセーターは、厚みがあり、保温性が高く、ジッパーも手縫いによって取りつけられるなど、大変長持ちするセーターです。
また、歴史的重要性と共に、時代に即した現代的なデザインも常に考案し続けられています。

近年、カナタ社では最高級の原毛「スーパーファインメリノウール」を贅沢に使ったセーターをラインナップしました。
通常肌着に使われるような、良質の原毛よりつむがれた毛糸は、肌ざわりがよく着心地のよいセーターとなります。

1534年にジャック・カルティエが大西洋を渡り、北米大陸に辿りついた際、彼が出会った原住民に土地の名前を尋ねると、原住民語で「村」を意味する「カナタ」だと言われた、と言い伝えられています。
その時以来、ジャック・カルティエはこの土地を「カナダ」と呼ぶようになったのです。