キーマンインタビュー

タトラス ミラノオフィス・マネージャーのパオロさんにインタビュー

2011年秋冬のコレクションよりタトラスの取り扱い開始!
インタビュー実施:2011年1月

発売開始に先立ちミラノオフィス・マネージャーのパオロさんにインタビューさせていただきました。
パオロさんが英語が話せるので英語でインタビュー。
オフィスに併設されたショールームはシンプルなデザインで、商品が映える空間になっており、歴代のタトラスのアイテムが並んでいました。
私たちの隣ではソリードのデザイナー、アレッサンドロさんがミーティングを行っていました。

パオロさん、タトラスは日本でもわずか数シーズンで人気ブランドになりました。遅ればせながらGLOBERでも2011AWのコレクションから展開させていただくことを決めました。
タトラスがウケている要因についてどう思いますか?

使用しているダウンのクオリティの高さと、着た時のシルエットが美しいことが一番でしょうね。
タトラス以前のダウンジャケットはモコモコしていて全体的に丸く、現在のスリム、タイトなファッションシーンにはマッチしていなかった。
タトラスは両脇を絞り、ダウンジャケット初のタイトなフィッティングを実現したんだ。ダウンジャケットなのにこんなにすっきりとしたシルエットってないでしょう。

タトラスの商品に合うスタイルはどのようなものですか?

どんなアイテムとあわせてくれてもOKさ。
ファストファッションでもスーパーブランドでも自由にコーディネートしてもらえればいいと思うよ。

パオロさんの今日のパンツはソリードのジャージーパンツですね。
そこに革靴、そしてベストがキマってますね。
パオロさんは普段はどんなスタイルがお好みですか?

うーん、僕は全くこだわりが無いからありとあらゆるもの、いろんなショップの物を着るよ。
ザラのようなファストファッション的なものもよく利用すればブランドものも着る。
いろんなカテゴリの服を自分で編集してコーディネートするのが好きなんだ。

現在、イタリア国内ではどういったショップで取り扱われていますか?

ミラノのクランポンタッチョのようなちょっと先鋭的なセレクトショップを中心に徐々に増えていっているね。

今年の秋冬のおすすめ商品を紹介してください。

胸にGジャンのようなポケットが付いた「Corona」や、トレンチコートに薄くダウンを入れた「Sestante」などは目新しいデザインだね。
日本のマーケットでも気に入ってもらえると思うよ。

タトラスの今後の展開は?

ダウンジャケットに関してはタトラスのデザインと機能性がウケてワードローブに入れてもらうことができたのだけど、今後はタトラスのロゴにもう少し光を当てようと思っています。
ロゴは一目でブランドを認知させるものだから。

ということはダウンジャケット以外のアイテムも考えているのですね?

ああ、考えているよ。将来リリースされるのを楽しみにしていて下さい。

タトラスの仕事は楽しい?

もちろん。
とてもエキサイティングさ。
ここミラノオフィスも、東京オフィスもわずか数人の優秀なスタッフから成るチームで運営しているんだ。
一人一人の役割が大きく、タトラスが世界のファッションマーケットで知られる存在になれたことには満足しているよ。
だけどタトラスはもっともっとメジャーな存在にならなきゃいけない。
それだけのポテンシャルを持ったアイテムなんだ。

  タトラス

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