ターンブル&アッサー Turnbull&Asser
2011/01/25
ブランド
ターンブル&アッサーはレジナルド・ターンブルとアーネスト・アッサーの2人のシャツ職人により創業されました。 彼らは1860年頃からシャツ職人としてのキャリアを積み、1880年にパートナーとなり、1885年に会社を設立しました。 当時ロンドンには、3万前後のシャツメーカーもしくは個人で営業しているシャツ仕立て人がいたとされています。 ターンブル&アッサーは創業して数年後から、上流階級用の狩猟用の手袋、シャツ、靴下などに力を入れ始めました。 上流人士を対象とした衣装を提供することにより初期の成功をおさめ、1902年にジャーミン・ストリートの協会脇から現在の場所にショップを移しました。 1904年にはじめて王室から注文を受けました。それはアレクサンドラ王妃の乗馬用レインコートでした。これを機会にターンブル&アッサーは王室との結びつきを深めていきます。 第一次大戦が勃発すると他のメーカーと同様にトレンチコートや軍用の防寒具をつくります。 第一次大戦後、ミュージカルの衣装用に製作した派手なストライプのシャツや明るい色のコートなどを、一般の顧客に向けても販売し始めます。 第二次世界大戦後の1950年代には強いドルを持ったアメリカ人が英国の歴史と伝統を求める流れの中、ターンブル&アッサーのアメリカでのビジネスは大きくなりはじめました。 1997年にアメリカで初めてのショップをニューヨーク57番街にオープンし、2003年にはビバリーヒルズのブライトン通りにもショップをオープンしました。 ロンドンのジャーミン・ストリート、メイフェア、ニューヨークとビバリーヒルズではビスポークと既製品のドレスシャツ、ネクタイ、カフリンクス、スーツ、コート、ドレス・ガウン、下着、靴下やその他の小物を販売しています。 |
ヒストリー
英国のみならず世界中の紳士を魅了し続けるターンブル&アッサーの歴史を、広告を元にご紹介いたします。
・1902年の広告
当時よりネクタイや、シャツ、手袋、下着など様々な商品を販売していました。 |
||
・1915年の広告
軍用のトレンチコートを販売していました。一次世界大戦当時の状況を反映しています。 |
||
・1929年の広告
戦後人々の生活に落ち着きが戻り、様々なシーンでシャツが求められ、素材がバラエティに富んでいます。 |
||
軍隊から復員した夫と、夫にパジャマを購入した妻。 | ||
クリスマス向けの広告。 | ||
ウインザー公(エドワード8世)自らがモデルになっている。 ターンブル&アッサーとウインザー公がいかに親密であったかがわかる。 |
||
同じく、ウィンストン・チャーチル卿がモデルになっている。 | ||
ターンブル&アッサーの商品一覧を見る |
エリザベス・パーカー Elizabeth Parker | ブリーフィング Briefing |