ブランド事典

カルザノール Calzanor

ブランド

カルザノールのように、縄底のサンダルのことを総じて「エスパドリーユ」と呼びます。
「エスパドリーユ」とは、もともと、フランスとスペインの国境近くの町バスクで使われていた靴底のソールを麻で編んだサンダルのこと。
バスク人の民俗的なはき物で、靴底にエスパルトの繊維を編み込んでいたことから名づけられています。
そのような数ある「エスパドリーユ」を代表するのが、スペインのシューズメーカーであるカルザノール社です。

カルザノール社は、スペイン北部、フランス国境近くのイルンという美しいリゾートタウンにファクトリーがあります。
ソールからアッパーまで一貫して自社工場で生産。
ソールの材料は麻が原料で、麻を紐状にしっかりと編みこんだものを手作業によって足型に作り上げ、ラバーソールを熱着。
ソールとアッパーは、一つ一つハンドステッチによって縫い合わされます。
そのソールはとても軽く、ラバーソールがグリップ性も高めており、とても歩きやすいのが特徴です。
はき心地のよさとデザインが受けてヨーロッパ全域で流行し、今では、夏の代表的な靴として日本でも定着しています。

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