ブランド事典

ショット Schott

ブランド

ショット(Schott)は1913年、兄アーヴィン・ショットと弟ジョンのショット兄弟がニューヨークのイーストブロードウェイで始めたレインコート屋が発祥です。
1928年に世界で最初にジッパーで開閉するライダースジャケットを開発。
そのジャケットには、アーヴィン愛用のキューバ産シガー「Perfecto」の名を授けました。
その後、星形スタッズをエポーレットに配した伝説のモデルを発表。
ご存知、この新作こそが映画「ザ・ワイルドワン(邦画タイトル「乱暴者」)でマーロン・ブランドが繕った通称“ワンスター”と言われているモデルです。

1960年代以降はバイク乗りのみならずロックファッションの世界にも広がり、今なおこのワンスターを超える傑作はないと言われています。
このモデルはショットの代表作となり、全米最大のアウターカンパニーへと成長していきます。

アーヴィン・ショットは1999年、享年99歳でこの世を去りましたが、その間に世代交代が進み、4代目社長にはアーヴィンの孫のローズ・ショットが就任。
彼女の息子のジェイソン・ショットも近年、経営に関わるなど、ショットファミリーの手によってクォリティーを維持したブランド展開をより強化させています。

古き良き時代の物作りへのスピリッツが現代にも語り継がれる、アメリカそのもが感じられる数少ないブランドのひとつです。

日本ではそのレザージャケットは元ブランキージェットシティの浅井健一さんをはじめ多くのミュージシャンや俳優達に愛用されています。
日本では日本市場にマッチしたアイテムやサイズを展開し、レザージャケットだけでなく、シャツやニット、バッグなどアパレル全般を手掛けています。

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