ブランド事典

カスタニエール Castaner

ブランド

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カスタニエール(Castaner)のベースとなる製品はジュートソールとキャンバスアッパーのエスパドリーユです。
このタイプの靴は昔スペインの農夫やカントリー・ピープルが履いていた靴に起源を発しています。
これらの靴はカスタニエールが1810年にオールハンドメイドで製作を始め、クールでコンフォータブル、リーズナブルな価格の靴として広く知られ、1927年には世界市場への展開が始まりました。

年月を通してカスタニエールは変革を続け、クラシックエスパドリーユにオリジナリティを与えて、ファッショナブルなアイテムに昇華してきました。
何世紀にも渡るスペインのクラフツマンシップで培われてきた確固たる品質に最新のファッショントレンドを取り入れ、カスタニエールはエスパドリーユ界で最高のものを作る存在として一躍有名になりました。
カスタニエールは市場性を考慮し、シンプルなエスパドリーユにイマジネーションを加えた新しいモデルを提案し続けています。
これによってクラシックなエスパドリーユからラグジュアリーなエスパドリーユへの変革が行われました。
カスタニエールの新しいコンセプトはコンフォートと最新ファッションのミックスです。
デザインチームはIsabel カスタニエールを筆頭にオリジナリティあるニューデザインを作り出しています。
最も有名な国際展示会で年に2度コレクションが発表され、エスパドリーユだけではなくサンダルやブーツなど様々なモデルが発表されています。
ゴールドの浮き織のサテンやシルク、カラー&プリントファブリック、様々なレザーなどがアッパー素材として、ジュートロープだけではなく、プラスチック編みなどがソール素材として使用されています。

カスタニエールはオリジナリティあるパターンと高品質の素材を使用してバラエティあるコレクションを提案し、同時にChristianDior、Celine、Hermes、Donna Karan、Ralph Lauren、SoniaRykiel、Kenzo、Stephane Kelian、Joan David、Ines de laFressange、Vuitton、Louboutinなどのような著名なファッションブランドにエスパドリーユを製作しています。
毎シーズン提案される素材、アイデアはクリエイティブ、インスピレーション豊かで、かつ、革新的です。
また、色使いも大変絶妙です。
カスタニエール
カスタニエール

デザイナー

デザイナー イザベル・カスタニエールはシンプルなエスパドリーユを作っていた小さな家族経営の会社を数十年前にファッションビジネスへと転換させました。
畑で農民が使用していたエスパドリーユがドレッシーアイテムになりうると直感したからです。
この”新しい取り組み”はIsabelがYves St Laurentと出会った70年代に始まり、実際Yves St Laurentがファッション界で最初にエスパドリーユを春夏コレクションのキャットウォークで紹介したブランドになります。
このコレクション用にカスタニエールはフランスのエスパドリーユ生産地、Biarritzでは実現できなかったジュートのハイウエッジエスパドリーユをいくつか製作することに成功しました。
この後、Isabelはもっとフェミニンさを出すため、テキスタイルでロープのハイウエッジエスパドリーユをデザインすることにし、カスタニエールは、カラー、テキスタイル、フォルムのバリエーションを増やしたバラエティ豊かなエスパドリーユの生産を始めました。

これらのエスパドリーユはパリのFashion Shoe Exhibitionに初めて出展され成功を収めFrance、Germany、Italy、U.K.、USA、日本、中東などの世界各国のハイマーケットの高感度ショップにて取り扱われることになりました。
生産拠点はスペインに数箇所あり、新しくハイクォリティで素材使いが凝ったものは熟練した職人の手によって手作業で作られています。

毎シーズンイザベル・カスタニエールはユニークなアイテムを創り出しており、ハイ、ミディアム、フラット、ウェッジとコレクションは幅広く多岐にわたっています。
ラフなキャンバスからシルク、ベルベットなどを使用し、カラーやパターンもファッショナブル。
これらは当初のエスパドリーユとはまったく無関係の洗練された、クリエイティブなシューズと言えます。
Isabelは世界中を旅してアイデアやコンセプトを集め、現在の常に変わりゆくファッション業界で革新的であり続け、トップポジションを維持しています。
カスタニエール

ヒストリー

1927年
カスタニエールの起源はカスタニエールファミリー初の”alpargatero” (エスパドリーユの作り手)Rafael Castanerが生まれた1776年にさかのぼります。
1927年にはLuis CastanerといとこのTomas Serraによって小さなワークショップが作られ今日に至ります。

1936年
カスタニエールは1936年に勃発したスペイン内戦を含む激動の中でも存続しました。
会社は軍事用に国営化され、兵士達はエスパドリーユを履いて戦場へと赴きました。

50年代には「ヴァルカナイズ製法」が開発され、有名なChiruca bootsにその地位を明け渡すこととなりました。

ヴァルカナイズ製法:耐久性を高めるためにゴムを加硫圧着して本底を形成する製法

1960年
60年代の後半、2世代目であるLorenzoとIsabel Castanerはパリの見本市に出展し、そこでYves Saint Laurentと出会い世界で初めてとなるウエッジエスパドリーユの製作依頼を受けました。
これはカスタニエールブランドを農民の靴からランウェイを飾るラグジュアリーなファッションアイテムへと昇華させる機会となりました。
カスタニエールはその後もHermes, Louis Vuitton, Christian Louboutin,日本のUnder Coverなどのデザイナーを魅惑させてきました。

Today
カスタニエールのエスパドリーユは文化的にもはっきりとした足跡を残しました。
知識人やハリウッドの女優(グレース・ケリーやウッディ・アレンの最新作にも出ていたスカーレット・ヨハンソンなど)、ジャクリーン・ケネディやサルバドール・ダリなどの有名なアーティストなどにも愛用されました。

現在、カスタニエールはヨーロッパ、アジア、アメリカなど35ヵ国を超える世界各地で取り扱われています。
初めて海外からオファーがあったのはデンマークで一年で100,000足以上の販売実績があります。

それ以後、輸出が順調に伸びて現在では総収益の70%に至っています。主要マーケットはイタリア、日本、フランスの順です。
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