ブランド事典

シンプソン・ロンドン Simpson London

ブランド

ヒストリー


シンプソン・ロンドン(Simpson London)は英国において最高峰の鞄をつくるメーカーであり、英国No.1の注文鞄メーカーとして、世界中にその名を知られています。
シンプソン・ロンドンの歴史は19世紀にまでさかのぼります。
1860年のタナークロール社創業、1996年シャネルによる買収を経て、タナークロール創業者一族であるシンプソン氏が、ビスポーク部門を引き連れ“SIMPSON LONDON”社を設立しました。
現在では、ロンドン市内に唯一工房を構えている、英国屈指のビスポーク鞄メーカーとなっています。
今やシンプソン・ロンドンの確かな技術と品質は、様々なブランドから支持されることとなり、英国靴のチャーチ、ジョン・ロブ、ジョージ・クレバリーなどの鞄やスモールレザーグッズなどを生産し、ラルフローレン・パープルレーベルの鞄、英国自動車メーカー・ベントレーの鞄なども製作しています。
英国王室にも長年ビスポーク鞄をおさめているなど、タナークロール創業より150年以上の伝統と技術を継承しております。

モノづくり


使用するブライドルレザーは英国セドウィック(Sedgwick)社製。
1900年創業の、世界でも有数のブライドルレザーの名門タナリーです。
ひとつひとつが丹念に手作りされており、掌と一体化する絶妙な感覚が実現する、手に取った瞬間に虜になるバッグです。
10年以上の経験を積んだ職人しか許されない箱縫いは、まっすぐ縫うのにも高度な技術が必要になります。
熟練した職人が一点一点丁寧に手作りしています。

ブライドルレザー


ブライドルレザーは英国で1000年以上の前から続く伝統的な手法でつくられた革です。
牛革に染色を施し、何ヶ月もかけて蜜ロウを染み込ませた革で、表面に「ブルーム」と呼ばれるロウが白く浮き出るのが特徴です。
使い込むうちにロウが取れ、美しい光沢が生まれ、味わいを増していきます。
長いものでは1年半もの期間を費やして作られ、伝統ある名門タンナーでしか良い物を作ることができません。
堅牢で、耐久性にも優れている特質は、多くの馬具メーカーが鞍作りに使用されていることでお分かりいただけると思います。

シンプソン・ロンドンでは、英国で1900年代に創業された名門タンナーの「セドウィック社」のブライドルレザーを使用しています。
セドウィック社は設立当初から世界トップシェアを誇る老舗タンナーとして名高く、伝統的職人技術で常に最高品質の革を提供しています。
素材の選定、なめし、裁断、仕上げまで熟練した職人が手作業で行い、工程全てにおいてこだわりを持つ、クラフツマンシップあふれる名門タンナーは英国でも希少とされ、英国王室や有名騎手などにも愛用されている皮革となります。

ブライドルレザーのお手入れ


ブライドルレザーはその堅牢さと美しい光沢が魅力です。
革の表面には「ブルーム」と呼ばれる白い粉がふいているように見えます。
これは革にしみこませた蝋が少しずつ表面に出たきたもので、ブライドルレザーの証でもあります。
長時間使用していないとブルームが浮き出してきますが、カビではありません。

ブライドルレザーのお手入れとしては、ご購入当初はレザーから蝋が出てくるので、乾拭きしてください。
もしくは皮革用ブラシなどでブラッシングし、蝋を落としてしまっても構いません。
そうする事により、自然に光沢が出てきます。
乾拭きをしていても表面がかさつくようでしたら、皮革用クリームなどで油分を補給してください。
ブライドルレザーはタンニンなめしの革なので、水には弱くなっています。
雨の日に使う時には防水スプレーなどで保護してください。

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