ブランド事典

ロンドンを拠点に1980年代から活動を続けるヨーロッパを代表するバッグデザイナー、ビル・アンバーグは靴産業の街、ノーザンプトンに生まれ育ちました。
街にはビルが自ら革製品を作るのに十分な革の切れ端があふれており、彼はそれを集めて回って家族に財布を作ることもありました。
18歳の時、旅に出てニュージーランド、オーストラリアや東南アジアを放浪し、各地で皮革に関するありとあらゆる仕事を経験します。

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ビル・アンバーグ Bill Amberg

ゼニア(Ermenegildo Zegna)は、1910年、企業名となっているエルメネジルド・ゼニア氏の父親であるアンジェロ・ゼニアによりトリヴェロに創業されました。
エルメネジルドは、父親より20歳で家業を受継ぎ、ゼニアを近代的な企業に育て上げ、イタリア全土から世界のマーケットへと販路を広げていきました。

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エルメネジルド・ゼニア Ermenegildo Zegna

1900年、オースチン・リードはオースチン・レナード・リードにより創業されました。
それまでの高級紳士服といえばオーダーメイドという時代の中、高品質の生地で仕立てにこだわった既製服を提供しました。
彼が謳った「品質は常に最高であれ。しかし、価格は常に明白率直であれ」というフレーズはオースチン・リードというショップを端的に表しています。

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オースチン・リード Austin Reed

エドワード・グリーンは、1890年に同名の氏が創業しました。
ノーザンプトンの小さな工場でハンドメイドで紳士靴を作り始めました。
ひたすら上質であることを追求し、類希なその履き心地のよさから、“伝説の靴”とまで謳われるようになりました。

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エドワード・グリーン Edward Green

スペンサー・ハートは、デザイナー“ニック・ハート”がサヴィル・ロウのテーラーリングとラグジェアリー・ブランド的デザインの融合を具現化したブランドです。

ニック・ハートは1963年に生まれ、14歳のときからテーラーで修行し、18歳で独立します。

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スペンサー・ハート Spencer Hart

ディーゲ&スキナーは1865年、ドイツより渡英したヤコブ・ディーゲによりサヴィル・ロウにてディーゲ&サンズとして創業されました。
その後、20世紀に入り、ディーゲ家とスキナー家の共同経営となりましたが、最近スキナー家の単独経営となり、ディーゲ&スキナーに名称を変更しました。

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ディーゲ&スキナー Dege & Skinner

チェスター・バリーは既製服を提供するショップでありながら、サヴィル・ロウの他のビスポークテーラーと同等のクオリティの製品を提供しています。

創業者サイモン・アッカーマンは意外にもアメリカ人で、彼はテーラーの技術を駆使した伝統的な方法と最高の素材を使い、最高水準の既製服を作ろうと考えました。

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チェスター・バリー Chester Barrie

ハーディ・エイミスは“女王のドレスメーカー”としてエリザベス女王より半世紀を超え寵愛されているブランドです。
1989年に女王陛下よりナイトの爵位を授かった彼は、「サー」の称号を持つ稀有なデザイナーとなりました。

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ハーディー・エイミス Hardy Amies

H・ハンツマン&サンズ社は、1849年にヘンリー・ハンツマンがボンド・ストリートで創業しました。
創業時は狩猟と乗馬用のウェアを製作していました。
1865年にプリンス・オブ・ウェールズより英国王室御用達の認定を受けています。

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ハンツマン Huntsman

1918年創業のパップワース社はケンブリッジの中心地から10キロほど離れた緑の豊かな場所にあります。
パップワースは旅行鞄の製造からスタートし、現在では旅行鞄だけでなく、ブリーフケースやアタッシェケースなどのビジネスケース、財布などの革小物、そして英国の伝統的な紳士が愛用するバーセットなどを提供しています。

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パップワース Papworth

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