パニカーレ Panicale
2015/08/05
ブランド
パニカーレ(Panicale)はペルージャに拠点を置くパニカーレ・ファミリーによる高品質なメイド・イン・イタリーのニットウェアです。 このブランドを語るうえで“パニカーレ”というファミリーネームが最も重要です。 ファミリーネームであり、先祖代々受け継がれる地であるウンブリアの小さな村の名前でもあるパニカーレはギリシア語の「パニカロン(美しい場所)」を語源とし、村は中世の面影を色濃く残しています。 この美しい村から生まれた美しい響きを持つ“パニカーレ”はニットメーカーとしてウンブリアで最も由緒あるブランドの1つです。 同社はペルージャ(ウンブリア)の郊外に位置します。 ウンブリアは世界的にも有名なニットウェアの生産地として古くから知られ、この伝統により、今日でも世界で最も先進的なカシミアニットを生産されています。 1964年に大企業のニットの生産を請け負うために、マリオ・パニカーレが小さな研究室を作ったことが始まりです。 創造性と研究への情熱を持った同社はその後、ファミリーネームによるブランドをすぐに誕生させ、ビジネスの中核としました。 現在は創業者の娘であり、クリエイティブ・ディレクターを兼任するロジータ・パニカーレに経営のバトンは引き継がれています。 今日では同社で働く従業員数が増え続けていますが、小さな2つの工場では家族経営の会社の特徴を今も色濃く残しています。 1つは新しいコレクションづくりのためプロトタイプの製品やサンプルを作り出すためのブランドの根幹であり、手作業が中心の温もりのあるクリエイティブセンター。 もう1つの工場は最新の機械や電子機器を導入した編み工場です。 製品は最も先進的なニット織りの技術と近代的な最新の機械を用いているにも関わらず、職人の手による温かみが色濃く強調され、ほとんどの製品はハンドメイドに見えます。 パニカーレは未来に向けた現代性と過去から引き継いだ遺産が高次元で融合することを目標と位置づけています。 パニカーレは各国の高感度なセレクトショップで高い評価を受け、世界20カ国、500以上の顧客を持っています。 主な取引先にはイタリアのBrian & Barryや英国のHarrods、ドイツのLoden Freyなどがあります。 |
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