ブランド事典

ゴールドサイン GoldSign

ブランド

ブランドプロフィール

ゴールドサインは、35年間デニムをつくり続けてきた、デニムの神様=アドリアーノ・ゴールドシュミットが、完璧な品質・高度な加工技術・独自のデザインを融合して生まれた、他に類を見ない物作りと贅沢素材を使ったコレクションです。

ブランドコンセプトは“Luxury Good & Rare Denim”。
ゴールドサインのコレクションは豪華でありながら、座ったときでも苦しくない、最高のはき心地を創り上げています。
それはいかなるワードロープでも加えることのできる、だれからも愛される逸品となることは間違いありません。
デニムを根本から見直し、革命的な新しい洗い加工はまるで何世代も穿き古された様な表情をジーンズに与え、一本ごとに独特の異なる表情になっています。
すり切れたあたりのついた縫い目は、ハンドステッチと相俟ってジーンズに繊細な感覚を与えています。
クラッシックなブルーからフェード色まで様々な色のトーンは慎重に計算をされた洗い加工が施されています。

他のデニムブランドと一線を画すところは、アドリアーノがこのコレクションをスタートするにあたりL.Aに自社工場まで設立。 素材選びから各工程に自ら注意を払い、もてる力を全て出し切って、クチュール感覚のデニムを仕上げていることです。

アドリアーノが提唱し続けるロマンスのテーマとして、スリムフィットのオーガンザシャツはより一層繊細さを表現しています。 スーパーロングのTシャツは、薄い色を選びセカンドスキンのように体にフィットしています。
何度もテストを繰り返した最高級のファブリックは、織り、糸の段階までも細かく計算をされています。

アドリアーノのデザインは着用の良さを常に心がけており、コレクションは本当に豪華ですがそれでいて人に着られて愛されるものです。 まるで大好きな良く着古した洋服を再発見するような着居心地のよさを感じることができます。

2006年 秋には、世界で最初にスーピマコットンを使った最高級なデニムを発表します。

スーピマコットン

アメリカ南西部の太陽の恵みと、人々の情熱によって育まれた繊維長です。
繊維長が長ければ長いほど、糸にするときにそれだけ継ぎ目が少なくなり、強い糸を紡げる高級綿となります。
中でも最も繊維の長いクラスのものを“超長繊維綿(スーピマ)”と呼んでおり、全世界の綿生産量のうち、わずか1%の収穫量という貴重な綿。
世界中で一年間にわずかしか生産されない最上質なコットンです。

ヒストリー・オブ・アドリアーノ・ゴールドシュミット

アドリアーノ・ゴールドシュミットは彼の持つ世界観と創造性を存分に発揮し、デニムをデザイナーブランドとしての高い位置に発展させてきました。今もデニム分野をリードし続ける彼の35年に及ぶ活動をご紹介します。

過去のアドリアーノが行った数々の新しい試みや革新的な技術により消費者はデニムのさまざまな新しい側面を見せられ、今までのデニムに対する概念は大きく変化をすることになった。
彼の先進的なデニムスタイルの提案はデニムをファッション界に押し上げることになり、ポップカルチャーにおける影響は現在も継続している。

1970:ラグジャリースキーリゾート、Cortina Di Ampezzo に”The King Shop”をオープン。
King storeを通じて、ゴールドシュミットの革新的なデニムラインはすぐにバイヤーや消費者を引きつけた。

1972:King Jeans
King Shopでの成功により、オリジナルコレクションである’King Line’をスタート。
これが世界最初のデニムのファッションラインとなった。

1974:Daily Blue, プレミアムジーンズというコンセプトの誕生
スリムフィットジーンズの道が開かれ、最初の‘デザイナージーンズ’がスタートした。
今で言うセレブジーンズの元祖である。

1978:Dieselの創設者として活躍。
今までにないジーンズ会社の誕生である。アドリアーノはこのプロジェクトにRenzo Rosso氏を起用した。
アドリアーノの監修と指導の下、RenzoはDieselを大きく発展させた。30年を経た今ではDieselはもっとも大きく革新的なジーンズブランドになった。

1979:Goldie
Goldieはそれまでの彼のデザインプロジェクトの中でも最高のもののひとつである。
デニムのコレクションに続き、いよいよカジュアルスポーツウェアの新しいコンセプトを考える時期が来ました。
更にマーケティングを広くグローバルにするため、アドリアーノはGenius Groupという組織と人脈作りを検討し始めた。  

1980:Genius Groupの設立
The Genius Groupは成功する戦略的ブランドコンセプトを実行するために設立された。この‘シンクタンク‘はファッション産業においてもっとも芸術的で影響力を確立した。
デザイナーの中には、Katherine Hammnet, Betsy Johnson, Paul Harvey, David Manteyなど多数いた。
Toni Viramontes やBruce Weberは相対的なイメージの創作に貢献した。
アドリアーノの指導のもとで、この体制は現実的なものとなり、Goldie, Diesel, Martin Guy, Bobo Kaminski, Replay, Via Vai, Hot Productsのようなスーパーブランドが誕生した。

1981:Replay
Claudio Buziol氏を起用し、特に、メンズコレクションでのシャツによる全く新しいコンセプトを発達させた。
後世、カジュアルマーケットのもう一つ強力なリーダーが送り出された。

1986:The Genius Groupから進化したTeam Kit
Team Kitは、Mavi, Bobson, Opox, Pepe Jeans, Meltin Pot, DKNY, GAPなどの名高いブランドのパッケージデザイン及びマーケティングを請け負った。

1991:Rivet
ジーンズの歴史的に画期的な一石を投じるブランドが誕生した。 本物のヴィンテージコンセプトがつくられた。品質、生地デザインそして洗練されたウォッシュがキー要素である。

1993:“A Gold E”の創設のため渡米。
“A Gold E”はアドリアーノのナチュラルで本質的なヴィンテージジーンズを作る専門的技術を使用し、グローバルな展開はアメリカ市場をリードし、さらに大きな市場へとディストリビューションを広げた。
この成長は意義深い成功であり、品質は競争の激しい市場において決して妥協しないアメリカのプレミアムデニムが誕生した。 アドリアーノがイタリアからもたらしたノウハウはLAで結実したのだ。

1996:AG Adriano Golschmied
イタリア製の女性向けアパレルクロージング。
彼自身の名を冠し、レディースラインで高く成功。
デニム業界に彼の広大な知識とノウハウを知らしめた。

2000:最終目的地として
生活、ビジネスの拠点をLAに本格的に移し、アメリカで生産されたAG製品はプレミアムデニムをリードするブランドになる。

2002:メンズライン始動
レディースラインの成功と躍進はメンズウェアの製作につながり、トレンドに敏感な客層をつかんだ。

2005:GoldSign
満を持してGoldSignスタート。