ファッション用語事典

クールエフェクト

クールエフェクトはElmenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)が開発した革新的なファブリックで、生地の表面温度を約10度(※Elmeneglido Zegna実験により算出)下げることを可能にした。
これにより外気温が40度の場合でも、体感温度はそれ以下に涼しく感じられる。
『Cool Effect』は細さ17ミクロン(1ミクロンは1000分の1ミリ)のオーストラリア産ウールを原材料として作られ、生地の染めと仕上げの段階で特別なトリートメントが施されている。
その為、ダークカラーのファブリックでも白いファブリックと同程度の太陽光を反射し、ブルー、 グレー、 ブラウンなどといったカラーパレットのクラシックなトーンのパターンでも、 気温の高い太陽の下で涼しく着用する事が出来る。
真夏の太陽の下、スーツを纏う男性のスタイルを変える素材として注目を集めている。
既に同社では、2010年春夏コレクションから同素材を採用しており、夏のビジネススタイルに欠かせない素材として国内外のさまざまなブランドのスーツなどに採用されている。