ダウンジャケットのメンテナンス方法
2016/11/21
ダウンとは水鳥の胸毛や羽毛のことで保温性や撥水性に優れた素材です。
ダウンジャケットはダウンをレザーやナイロンの中に詰めてキルティング加工した防寒用ブルゾンです。
軽量かつ高い復元力をもつことからアウトドアウェアに利用されることも多く、ヘビーデューティー機能を持つ素材ですが、ダウンは元々非常に柔らかい水鳥の羽毛なのでお手入れや保管の際には十分注意が必要です。
ダウンジャケットは洗濯をすると、表面の汚れが落ちるだけではなく、羽毛が本来持っている重要な油分も取り去り保温効果が低下する場合があります。 |
着用後のダウンジャケットは湿気を含んでいるので、風通しの良い場所で十分乾燥させてから保管しましょう。 |
最近では、ダウンジャケットのドライクリーニングを行っているクリーニング店が増えました。 ダウンジャケットの汚れがひどい場合やシーズンの終わりにはクリーニングに出すという選択肢もあります。 ダウンジャケットをクリーニングに出す際には、ダウンジャケットのクリーニング経験が豊富なクリーニング店を選びましょう。 ファー付きダウンジャケットの場合は毛皮製品のクリーニング経験も豊富なことが望まれます。 また、ファーが取り外せない商品についてはその旨を確実にクリーニング店に伝えましょう。 しかし、ダウンジャケットを洗うということ自体がダウンジャケットの劣化にもつながり、 過度なクリーニングは羽毛の吹き出しや形状面での損傷、防水加工の劣化などの原因になります。 クリーニングに出すかどうか、またクリーニングに出す場合の頻度はそのことを念頭において考えましょう。 |
シーズン終了後やクリーニング後にはハンガーに掛け、不織布カバーなどをして、湿気の低い光の当たらない場所で防虫剤を使用して保管しましょう。 |
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