ブランド事典

リチャード・ジェームス Richard James

ブランド

若者のためのテーラーによるデザイナーズコレクション リチャード・ジェームス

デザイナー“リチャード・ジェームス”は1953年、英国サウスウェールズに生まれます。

ブライトン美術大学で写真とグラフィックアートを専攻し、卒業後、写真を撮るためには服に実際に携わり理解を深めるのが早道と考え、日本でも最先端の若者の間で注目されていたロンドンのブラウンズで10年間バイヤーを務めます。
ブラウンズにいた80年代中期はデザイナーズブランドの全盛期で、クラシックなスーツとデザイナーズブランドのメンズウェアの間にはギャップがあり、その間を埋めるデザイナーが皆無でした。
その事が彼を自身のコレクションへと促したようです。

その後、独立しデザインを手掛け、パリ・コレでも活躍します。
そして1992年、ショーン・ディクソンと共にロンドンのサヴィル・ローにショップをオープンします。
そのコレクションはスーツからネクタイなどの小物にいたるまで、従来にない色や柄、形で個性を確立します。
伝統のプロセスにのっとったテーラリング「ビスポーク」に対して、「ニュービスポーク」とよばれたブランドの1つです。

現代のファッションと伝統の上質さの橋渡しをする心地いいスタイルは、ヒュー・グラントやガイ・リッチーをはじめとする多くのセレブをも魅了するなど、サヴィル・ロウを牽引する若いパワーとして世界中から注目を浴びています。
リチャード・ジェームスは、「我々はスーツを再び“セクシーな服”というポジションに呼び戻すことに成功した。」と宣言しています。

リチャード・ジェームスのアイテムは日本のロンナー社製造の商品を、有名百貨店で購入できます。

※リチャード・ジェームスは当店では取り扱っておりません。