ブランド事典

チェスター・バリー Chester Barrie

ブランド

既製服のロールスロイス チェスター・バリー

チェスター・バリーは既製服を提供するショップでありながら、サヴィル・ロウの他のビスポークテーラーと同等のクオリティの製品を提供しています。

創業者サイモン・アッカーマンは意外にもアメリカ人で、彼はテーラーの技術を駆使した伝統的な方法と最高の素材を使い、最高水準の既製服を作ろうと考えました。
彼はチェスター・バリーを1935年に英国中部の街クリューで創業し、スーツ、ジャケット、トラウザーズ、コートなどを作ってきました。
生地は英国のヨークシャーをはじめ、ヨーロッパ各地の最高級布地から厳選しています。
創業当時の工場はすぐに手狭になり、1949年にそれまでロールス・ロイスが使用していた広い土地を航空省から借り受け、1961年にはさらに拡張された大きな工場に移転しました。
今日、チェスター・バリーが「スーツのロールスロイス」と称され称えられるのも、不思議な縁を感じさせられます。

現在、その工場内では約200名の職人たちにより、80%以上の工程が手作業で縫製されています。

もし、1週間ほどの英国旅行で、サヴィル・ロウ・クオリティーのスーツを購入したいとお考えの際は、同店がとても役に立つでしょう。