アヴィレックス Avirex
2011/02/24
ブランド
1937年、アメリカ空軍のコンストラクターとして、ひとつの会社が発足する。 「エアロ・レザー社」、アヴィレックス(Avirex)の前身である。 当時からパイロットが身につける軍製品には、すべて詳細な規格が設けられていた。 皮をなめす方法からディティールライン、ラベルまで細かい軍規定を受け、これを満たしたものだけが納品を許された。 とりわけ品質については、戦闘機に与圧装置やヒーターがなかったこともあり、防寒性と機能性に厳しい条件が課せられていた。 アヴィレックスはこれらをクリアし、パイロットたちの第二の皮膚とも例えられるウェアを次々と開発し、膨大な数の製品を納品してきた。 ミリタリーに起源を持つアヴィレックスは、機能的なデザインが醸し出す特有の美しさに支えられている。 |
アヴィレックス その魅力ある表情は、時を経ても色褪せることはない。
1975年、ジェフ・クライマンは航空機の歴史に多くの時間を捧げ、法律家としての仕事を減らし始めていた。結局、彼は自分自身の気持ちに従い、本当の情熱を追求していくことを決心した。それは、米国空軍戦闘機のパイオニアとヒーローたちの精神を生き続けさせることだった。 そして、アヴィレックス社を設立した。 だが、その当時、誰もが、そうジェフ自身もが、アヴィレックス社が第二次世界大戦時のフライトジャケットの完璧な複製品を製造できるとも思わなかったし、アヴィレックス社が世界中のミリタリーウェアの会社の中で最も大きく、最も尊敬される会社になるとは全く想像だにしなかった。 彼は過去のフライトジャケットの足跡を辿っていくことに時間を費やした。 その当時とまったく同じジャケットを作り出すために一つ一つのステッチまでもが、凝りすぎるくらいに複製された。 その後、ジェフはベトナム戦争でジェフの命を助けた戦友でもあるフランクをビジネスパートナーに迎えた。 アヴィレックスはメーカーとして、またアメリカ国防へのサプライヤーとしてのホールセラーに成長していった。 国や男女を問わず、大人から若者まで、アメリカンヒーローの精神を信じるすべての人たちがアヴィレックスのジャケットを今日も着用しているのである。 |
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