ブランド事典

デラ・チアーナ Della Ciana

ブランド

デラ・チアーナ(Della Ciana)は、1978年、ペルージャのほど近くのサンタ・マリア・ロッサ(Santa Maria Rossa)で生まれました。
若きカルロ・デラ・チアーナ(Carlo Della Ciana)は、この地で両親からハンドメイドニットの経営ノウハウを学び、そして家業を継ぐ決心をしました。
ブランド発足当時より、素材と職人の質は非常に高く、デラ・チアーナのニットは、急速に市場に拡大していきました。

彼は、紡績技術および縫製技術を考案し、マーケット力学を分析。
原料の繊維に関しても、卓越した知識を持っており、80年代末には、設備と経験に裏打ちされた自信から、カシミア業界におけるラグジュアリー市場への参入を確信します。
そしてカシミアは、会社の主力アイテムとなりました。

このたぐいまれな成功は、上質なカシミア素材とデラ・チアーナ社独自で開発したハンドメイドによる紡績・縫製技術とのマッチングによるものです。
ニットの細部、素材の仕上がりと風合いに関しては、細心の注意が払われます。
そうして、完璧なフィッティングと計算されたカラーリングのデラ・チアーナ製品が完成するのです。

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