キーマンインタビュー

アレッサンドロ・スクアルツィ氏 インタビュー


イタリアの4拠点でショールームを主宰するアレッサンドロ・スクアルツィ氏に、メンズファッション最大の展示会、ピッティ・ウオモの会場でお話を伺いました。
ご自身のスタイルであるヴィンテージアイテムをかっこよく着こなし、GLOBER Snapにも魅力的な笑顔で登場してくれています。
独自のスタイルを打ち出し続けるスクアルツィ氏に、ファッションやファッションビジネスへの思いを語っていただきました。

インタビュー実施:2016年1月


今回のPittiはいかがですか?

Forteraというブランドを出展しているのですが、海外からたくさんの方たちがブースへお越しくださっています。
とても嬉しく思います。

今日のコーディネートはどのように決められたのですか?

コーディネートはいつも朝起きた時の気分で決めるようにしています。
Forteraというブランドをやっているということもあり、セーターとパンツをForteraにしました。
その他は、私が好きなものを身に付けています。
ヴィンテージが昔から特に好きなのです。

スクアルツィさんにとってヴィンテージの良さはどんなところにあるのでしょうか

小さいころから服が大好きでしたが、多くを服に賭けられるほど、お金があったわけではありませんでした。
そういう時に、ヴィンテージのマーケットへ出掛けて、レザーアイテムやヴィンテージジャケット、ジーンズを発掘するようにしていました。
それがとても楽しく、ヴィンテージは私にとって欠かせないテイストになっていきました。

今気になるブランドを教えてください

3つあります。
一つ目はForteraです。
イタリアのテーラリングをベースにしつつ、洗練された生地を使用したスタイリッシュなブランドです。
二つ目はAS65(アーエッセセイチンクエ)です。
こちらはパーカーをメインとしたブランドです。
本物のヴィンテージを追求し、デザインが特徴的なものを揃えています。
三つ目はAtlantic STARSです。
日本でも人気なブランドですね。
今、スニーカーアイテムを推していて、今日も履いています。

ファッション業界での経歴を教えてください

小さい頃からファッションが好きだったので、この業界に入ったことは私にとって、とても自然なことでした。
転換期となったのはやはりDondup/ダンダップというジーンズのブランドが成功した時です。
その後も、自分が好きなブランドや気分なブランドを世に出してきました。

どんなファッション遍歴をたどられてきましたか?

ずっと「自分が好きなスタイル」を着てきました。
メインはヴィンテージです。
TPOに合わせた着方も大切にしています。
最近はスーツを着ることも多くなっています。

ブランドをプロデュースする上で大切にしていることは何ですか?

大前提として自分が大好きだと思えるものを扱うことです。
あとは時代の気分や流れを感じながらキャッチして、適切なタイミングで世に打ち出すことです。

これまでファッションの仕事をしてこられた中で、大きく衝撃を受けたエピソードがあれば教えてください

何かが特別ということはなく、ずっと好きな仕事をしてきているので、ずっと夢の中にいるような気持ちで仕事が出来ています。
自分のキャリアにすごく満足しています。

ショールームの空間をつくる上で大切にしていることはありますか?

ショールームのオーガナイズやインテリアには、まだまだ満足していません。
正直これから学んでいかなければならない分野だと思っています。
ですが、お客様の目にプロダクトがしっかり入る空間をつくるということを、何よりも大切にしています。

新しいことを学ばれる時は、どのような方法で学ぶのでしょうか

雑誌などである程度は学べると思います。
ですが、それ以上へいくためには、どうしても才能が必要になると考えています。
そしてパッションを持ち続けて向上していくことが重要です。

今後チャレンジしてみたいことがあれば教えてください

来世は戦闘機のパイロットになりたいと思っています。
ずっと夢だったのです。
どんな夢でもそうであるように、信じ続ければ必ず叶うと信じています。