2011年の投稿一覧

グローブ・トロッターは特殊紙を何層にも重ね、樹脂でコーティングして作られた「ヴァルカン・ファイバー」の使用で有名なスーツケースの老舗です。
創業は1897年で、当時の流行語から名づけられた「グローブ・トロッター」は「世界を股に掛けて活躍する人」という意味です。
多くの冒険家や旅人たちに愛用されたグローブ・トロッターは、彼らとともに地球上を駆け巡り、現在では世界的なブランドとして確固たる地位を築き上げています。

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グローブ・トロッター Globe Trotter

ノーザンプトン郊外のラシュデンにてウィリアム・グリーンが小さな工房を開いたのがグレンソンの始まりです。1866年のことでした。
1895年に会社化し、創業者の苗字「GREN」とその息子「SON」をつなげた造語「GRENSON」を社名とします。

グレンソンは創業時から英国で最高の靴作りを目指し、産業革命時にも機械化を進めず、あくまでも伝統の製靴法によって手仕事にこだわっています。

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グレンソン Grenson

キャサリン・ハムネットは英国を代表するカジュアルブランドのデザイナーの1人として、国際的に評価されています。
そのコレクションはロンドン、パリ、ミラノ、ニューヨーク、東京、ストックホルム、サンパウロで発表されています。

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キャサリン・ハムネット Katharine Hamnett

ビギン2011年8月号掲載商品はこちらです。お買い物の、そして読書の参考にしてください。 P59 グラミチ DISNEY G-SHOTRT(7月入荷予定) P66 ラルコバレーノ 392 ミニ三つ折りウォレット

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ビギン2011年8月号掲載商品

ツイードの定義は「手紡ぎの紡毛糸を手織りで2/2の綾に織ったスコットランド特産の毛織物」となっており、秋冬には欠かすことのできない紡毛織物の代表的な生地である。

スコットランドはもとより英国羊には英国の土地でしか産出しない種類の羊が数多く生息している。
様々な色の毛が混在して成長するので、これで糸を作るとメランジ調の独特の味わい深い色が出てくる。
これをスコットランドのカントリーに住む農家が糸を梳き、手で一本一本丁寧に紡いで出来るのが本物のスコットランド・ツイードとして認められる。

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ツイード Tweed

混紡 Mixed Yarn

2種以上の異なった繊維素材を混ぜ合わせて紡績されて作られたのが混紡素材である。単一素材では得られない生地の質感を得ることが出来、たおやかで表情豊かな生地となる。それぞれの繊維の長所を生かしがら、短所を補うことも可能。
現在ではエルメネジルドゼニアやドーメル、スキャバルなど著名なミルやマーチャントがユニークな生地を発表している。

代表的な混紡生地としては、ウールシルクとウールモヘアが挙げられる。
ウールシルクはウール本来が持つしなやかな肌触り、生地が持つ強い伸縮性や適度な吸湿性に加え、シルク独特の高級な艶感をミックスした混紡素材である。

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混紡 Mixed Yarn

キルティングジャケットとは、エリザベス女王に仕えていた女官、エリオット女史がキルティング加工を施した生地を使って、女王が乗る馬用のホース・ブランケットを考案したのがそもそもの始まりである。
それまでのホース用ブランケットはジュート(黄麻)で作られており、また撥水性が悪く、保温性にも欠けていた。
彼女は1969年にラベンハム社を立ち上げ、ナイロンを使った馬用のキルティング・ブランケットを発表する。
ジュートに比べ、圧倒的に保温性と耐久性に優れていたので、瞬く間に英国中の乗馬愛好家たちの間に広まっていき、乗馬用具業界での地位を確立した。

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キルティングジャケット Quilted Jacket

マニカカミーチャとは、日本語で雨降り袖という意で、シャツの袖付けのように肩にギャザーを寄せて付ける技法のことを指す。
袖山の膨らみが美しく、体の肩の動きに対する運動量と稼働域が広がる。
イタリアのナポリのサルトが好んで用いる技法の1つである。

マニカカミーチャという名は、キトンやチェザーレ・アットリーニなど、クラシックスタイルをベースにしたナポリ出自のメーカーが日本に紹介され始めた頃に、「クラシコイタリア」という名前とともに一気にその名が広がった。

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マニカ・カミーチャ Manica Camicia

シルク Silk

シルクは、蚕の繭からとった天然の繊維で、独特の光沢を持ち、古来より珍重されてきた天然の繊維である。
蚕の繭から抽出された、極細の糸を数本揃えて繰り糸の状態にしたものを生糸ともいう。
1個の繭から約800~1,200mの糸が取れる。

絹の歴史を紐解くと、その生産は紀元前3000年頃の中国で始まった。

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シルク Silk

ショーツとは膝上までの丈の、文字通りトラウザーやチノパンの「ショート」丈のパンツのことで、夏のバカンスシーズンにキャンバスのスニーカーやドライビングシューズ、デッキシューズに合わせて履かれることが多い。

米国では、”short pants”という単語がほぼ「ショーツ」と同義であり、主にランニングやジョギング時に用いられるハーフ丈のパンツもしくは、下着を「ショーツ」と呼ぶ。
英国ではそういった用いられ方は一般的ではなく、下着を指す場合などは、単に”pants” と呼ぶので、英語を母国語としない人々に混乱を招くこともしばしばある。

19世紀から20世紀初頭にかけて、ショーツは、トラウザーを穿くような、ある一定の年齢に達するまでの代替品として、10代前半の少年たちが穿くものであった。

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ショーツ Shorts

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